2024「花と緑の写真コンクール」入賞作品が決定

令和6年度入賞作品

 花と緑の写真コンクールは今回で11回目の開催となり、昨年と比べてやや作品数は少なくなりましたが粒ぞろいの作品が集まりました。コンクールのテーマは、例年通り【八千代市内の四季折々の「花と緑」の風景写真】とし、令和6年中に撮影された未発表の作品を対象としました。

応募方法は主にWEB上で撮影データを送っていただく方法と、一部写真の状態で応募用紙にて応募していただく方法で実施いたしました。

 応募総数は44作品で、令和7年2月20日(木)に審査会を行いました。

 審査は、3名の専門家の方に審査員をお願いし、1次審査は点数の投票で行い、最終審査は審査員の合議により審査を丁寧に行い、最優秀賞を含め計4点の入賞を決定いたしました。

 応募された皆様誠にありがとうございました。

 これからも、日常生活のなかで、身近にある「花と緑」の大切な輝く瞬間を残してあげてください。

 次回の写真コンクールにもぜひ素晴らしい作品をお寄せください。

入賞作品には、審査員長を努めていただきました村上先生の講評を記載しています。

1. 最優秀賞:タイトル「青葉紅葉」 撮影者 浅見行男

講評1

 今年は八千代市村上緑地公園の彼岸花の開花が遅かったため、青葉モミジを主役とし、その下にわずかに咲いていた彼岸花を脇役として画面構成をし、シャッターを
切った作品です。森の中のひんやりとした湿度と空気感を感じる玄人好みのする秀作です。

※以下順不同

1.入賞:タイトル「靄る朝」 

撮影者 溝田一夫 

講評2

新川の土手沿いに咲き誇った河津桜とその対岸の河津桜のシルエットの対比の魅力に、日の出と新川の靄を絡めて撮った目の覚めるような、輝かしい写真です。逆光で暗くなりがちな手前の桜の処理も見事です。

2.入賞:タイトル「心癒され」

撮影者 近藤光子

講評3

市内で最大の花園である村上緑地公園の彼岸花。現在24万株が花を咲かせており、自然の傾斜を活かした地形も好まれて、南関東各地から風景写真家が訪れています。木漏れ日が差し込むと白飛びしやすい被写体を上手く撮影した技量も秀逸です。

3.入賞:タイトル「黄金色の散歩道」

撮影者 糸賀一典

講評4

黄金色に色づいた銀杏の木々と落葉。広角レンズを使って銀杏の木をより高く表現し、根本に佇む人を小さく写し込んだ対比の面白さも表現していて、インパクトの強い写真になりました。

審査員は、下記の3名の方々にお願いしました。
1.村上 宰  全日本写真連盟関東本部委員、千葉県本部相談役元委員長、デジタル支部講師兼支部長
2.鈴木通夫  日本旅行写真家協会会員、八千代市芸術文化協会会員
3.坂巻ひとみ 日本写真協会PSJ会員、日本写真連盟千葉デジタル支部会員、rinphoto事務局